社内でのEC運用チーム立ち上げから関わり、3年間で5名の社内EC運用グループが成立

課題
  • ネットショップ担当者の業務が煩雑になっており、組織化する必要があった

当初、クライアント様ではEC担当者が1名で全業務を担当されており、そのリソースが大きなボトルネックとなっていました。

「新しい人を雇って教えたとしても辞めそうだからモチベーションが無い」
「教える時間もない」

こういった悩みは、多くの企業様に共通するものです。

採用や教育にコストがかかる上、新しい風を社内に入れたくない、コミュニケーションコストの増加、さらに途中での退職リスクも懸念されます。

「外注すべきか、それとも内製化するべきか」というのは永遠のテーマですね。

GOATとしては「はじめは外注、その後ゆっくりとゆっくりと内製化し、組織を作り上げていく」ことを一つの正解と考えております。

EC市場に特化した業者は、一般的なIT担当者に比べ、専門知識とスキルが豊富です。
最近では、運用代行の料金もリーズナブルになり、IT担当者1人分程度のコストで依頼が可能です。

コンサルタント・支援会社は、クライアント様の商品知識を超えることはできません。
商品に対する想いも、負けてしまうかもしれません。 柔軟性も、社内に比べると劣ってしまうことがあります。

以上のように、「内製化したほうが良い」という結論を持ちながら「外注」の選択肢も取り入れる理由は、それがいかに難しく時間がかかることか、体験として理解しているからです。

内製化は非常に勇気のいる決断です。スタッフが辞めるかもしれない、内製化するころにはそのプラットフォームがシュリンクしているかもしれない・・・。そんな不安と日々戦いながら過ごすことになります。

本案件では「ゆっくりでもいいから、とにかく一歩一歩内製化していきたい」というクライアント様の意向に応え、以下のステップでサポートを行いました。

内製化へのサポート4つのステップ

  1. 担当者との並走
    クライアント様の担当者と密にコミュニケーションを取り、業務のリストアップを行いました。季節ごとの独自アクションも含め、業務内容を詳細に整理します。
  2. ツール選定と権限設定
    適切なツールの選定や権限設定を行い、組織形成に向けた土台作りをサポート。
  3. 採用支援
    採用媒体の選定後、クライアント様に適切なECスタッフとして必要な要素を抽出しフィルター設計をさせていただきました。また、面接にも同行して適切な人材の採用支援も行いました。
  4. 業務の拡大とサポートの継続
    クライアント様の業務範囲を徐々に拡大し、都度タイミングを見て我々GOATがサポートできる体勢を確立。

最終的に、3年間で5名体制の立派なECチームが構築されました。

施策のポイント
  • 稟議用の資料作りなど、一番重要なポイントから徹底してサポート
  • 採用マニュアル、フィルター設定なども作成し、属人性の排除に努める

ネットショップについて、より詳しく知ってみませんか?


ECのロジックを知れば、「出来るかも」が増えます。
「出来るかも」が実現したら、楽しくなります。
楽しくなると、より店舗運営が「楽」になります。

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