運用代行部分、内製部分の線引きを見直し、商品開発に集中できる環境つくりを実現

Yahooショッピングに出店されている店舗様からのご依頼です。

社内体制・外注体制が複雑化しており、EC業務全体の見直しが必要というご依頼をいただきました。

「EC管理の業務フローを全体的に見直してもらいたい」
「細かな仕事が増えてきており、それを一社に引き受けてもらいたい」

まず、業務フローを徹底的に確認し、改善点をリストアップ。クライアントには実際の作業を画面録画していただき、その手順を一つひとつ分析しました。

PC作業には個々のスキル差が大きく、ショートカットやツールの利用度に左右されることが多いです。そのため、「このフレーズは辞書登録しましょう」や「こちらのツールで時短しましょう」といった、細かなアドバイスから業務効率化を進めました。

正直、ショートカットを一つ覚えたところで短縮できる時間は1日10秒が関の山。しかし、「ショートカットを覚えて10秒を短縮する」ことで得られる、作業時間意識の醸成と、作業障壁の削減効果は大きいです。こうした小さな工夫が、最終的に大きな成果を生み出します。

その後、業務リストを作成し、各タスクの役割分担を明確にしました。複雑化していた業務フローや外注業者の再評価を行い、クライアントの負担を軽減しました。

制作、セール対応、メルマガ配信、広告運用、顧客対応、発送と、やることが盛り沢山で、ECモールでの作業は多岐にわたりがちです。特に意思決定が不要な業務や専門知識が不要な作業から順に外注することで、効率が飛躍的に向上します。

予算に合わせて、どの業務を内製し、どこを外注するかの線引きを明確にしました。残った外注部分はすべて当社が引き受けさせていただき、クライアントの業務負荷を大幅に軽減しました。